2021年蹴り納め Tr.M

2021年12月19日 22:31


2021年蹴り納めとなるトレーニングマッチ。
レッズランドの人工芝グラウンドという好環境で
この一年を締めくくるこの日は、ゲームごとにテーマを持って挑んだ。

▼1本目はボール非保持時、ボール奪取に焦点をあてた。立ち上がりは、ミーティング通りの奪い方で相手陣内でボールを持ち、チャンスにつなげるシーンもあった。しかし、逆に相手に奪われたあとの対応にはチームとして精細を欠き、立て続けにカウンターから2失点。結果としては悔しさの残るものとなった。
(0-2●)

▼カウンターへの対応とボール保持時の展開の仕方をテーマにした2本目と3本目。最終ラインのビルドアップからチャレンジングなパスが出始めた。ボール非保持時は、最終ライン中心に高い集中力を保ち、カバーリングやDFラインの上げ下げなど、裏を狙う相手の攻撃にうまく対応したほか、前線からの守備もハマり優位にゲームを進めた。
とりわけ、3本目はスイッチとなるパスから素早い展開で相手ゴールに迫り、3得点を奪う猛攻。両サイドのプレイヤー(田畑、飯村)が得点したのは、素早くサイド攻撃を展開したいチームの狙いが明確に表れた結果といえよう。GKの3度のビッグセーブにも助けられ、無失点に抑えたこともあり、質の高いゲームとなった。
(0-0△、3-0○)

▼可能性の模索の一環で、3バックを試した4本目。3CBの両サイドが的確なタイミングでのコンドゥクシオンでボールを前進させるなど、これまでと異なる攻撃の可能性を見せた。
また、両WBから斜めのクロス、シュートなど、配置を生かした攻撃も迫力を見せた。終盤は疲れもあり、パスミスやマークミスなどでピンチを招く場面も。崩されることはなく、失点はPKによるものだったが、PKをとられても仕方のないゲーム内容となっていた。個々の質は今後の課題だ。
(1-2●)

総合してみると、充実したトレーニングマッチとなった。メンバーも徐々に増え始め、チームとしてのまとまりもでき始めた。ゲーム内容的にも、メンバー間の連携的にも収穫は多かった。今後の活動が非常に楽しみだ。

(得点者:田畑②、飯村①、生田①)

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