前日までの雨予報で開催が危ぶまれたカナリアリーグ第2節。雨も上がり、無事執り行われた試合は拮抗したゲームとなった。
FFFCの今節の相手は、昨季のカナリアリーグで旧体制で戦い、敗れたチーム。雪辱を期す一戦だ。
相手の大型FWに警戒しつつ、いつもどおり4-3-3でスタートした。
前半開始早々、試合が動く。
縦パスを受けたCF岩山から右サイドのWG飯村が裏に抜け、グラウンダーのクロスを供給。
逆サイドから飛び込んだWG生田が相手GKの逆をついて見事な先制ゴールを決める。
生田のリーグ戦2試合連続弾で、幸先の良いスタートを切る。
相手はロングボールでとにかく前線の大型FWにボールを集め、局面を打開してくる戦い方で、
小柄な選手の多いFFFCとしては相性の悪い相手だ。
FFFCは前線から人数をかけプレスをハメにいくスタイルだが、そこを飛ばしてロングボールを入れてくる相手への対応に苦慮し、徐々に押し込まれる。
それでも、IH藤井の見事なインスイングのフリーキックからDMF後藤がフリーでシュートを放つものの、ボールは無情にもバーを叩いてしまう。
前半18分、バイタルエリアでボールを持った相手への対応が遅れ、フリーで打たれたシュートをブロックしたCB山口がハンドをとられ、PKに。
これを決められ、同点に追いつかれる。
その後も、相手のロングボールに苦しめられ、
なかなか好機を見出せない。
いい形を作れないまま折り返す。
後半、相手のロングボールに対応するため、中盤の位置関係を変更。ダブルボランチとすることで、
後ろで奪って縦に攻めるかたちを狙う。
さらに、浮き球やセカンドボールへのアタックの意識の改善も共有して後半に臨んだ。
この変更が奏功し、相手FWに対してはCB長谷川が厳しくチェック。落としに対しては、土屋、後藤のダブルボランチが回収をはかり、
裏にこぼれたボールは山口がしっかりとカバーに入り、跳ね返す形で相手にかたちを作らせない。
攻撃面でもようやく、SB田畑が何度もサイドの深いところを攻略したり、慣れないSBでの出場となった銭貫も惜しいシュートを放つなど、得意のサイドからチャンスをつくり始める。
しかし、アタッキングサードからの連携に精彩を欠き、相手の浮き球攻勢にお付き合いする形でボールを落ち着けることができず、フィニッシュまで持ち込めない。
終盤、コーナーキックのチャンスを何度も迎えるも押し込むことはできず、試合はそのまま終了のホイッスル。
後半に修正できていたところもあっただけに、
悔しい引き分けとなった。
試合後のミーティングでは、各々から前向きな反省点があげられた。
①きょうのような相手に対しては、守備の仕方を工夫(前線でのハメをやめて重心を下げるなど)すること。
②前線ではどの相手にも自分たちの得意な形(足下でつないで崩す)を出しきること。
この2点を次までに改善したい。
幸いにもこの後、次節までは1か月以上の中断期間を迎えるFFFC。きょうの課題も、これまでより高度なものになってきている。一歩一歩、進化を遂げるチームの今後に期待がかかる。